旅blog

バックパッカー時代を含め、20か国以上を旅してきた経験をもとに、旅行に関わること書いていきたいと思います。

【2019年最新版】バリ島旅行が2.5倍楽しくなる。旅の基本

比較的物価が安く、治安も良い。

直行便も就航し、断然オススメの観光地、バリ島。

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海、山、川、雄大な自然の ”美しい景色”

バリ・ヒンドゥー教 ”伝統文化”

観光地化が進む中にも残されている ”のどかな街並み”

親日で優しい ”現地の方との触れ合い”

魅力的なバリ島はリピーターが多い人気観光地で、その見どころは尽きることがありません。

アクティブに遊びたい!癒されたい!歴史ある観光地へ行きたい!

全ての方におすすめの場所となります。

バリ島観光の基本情報

バリ島の位置

バリ島はインドネシアに属する美しい海に囲まれた島で、大きさは東京都の2.5倍ほどとなります。

島内には火山などもあり、自然溢れる雄大な光景が大きな魅力で、人口は422万人超

日本からの距離は成田から片道5617km、直行便で7時間半程となります。

バリ島のベストシーズンと気候

バリ島は、雨季と乾季2つのシーズンに分かれ、年間を通しての平均気温は約28℃と1年中暑い気候です。

乾季 4〜10月

雨季 11〜3月

雨季はスコールのように短時間で大雨がザーッと降りますが、1日中雨が降り続けるいうことは非常に少ないため、一年中観光は可能となりますが、オススメは海の透明度が高くなる乾季となります。

赤道直下に位置するバリ島は"乾季""雨季"ともに非常に日差しが強いので、熱中症や日射病、急激な日焼けに気をつけ、こまめに水分補給をすることを忘れないようにしましょう。

バリ島の物価・換金について

 バリ島はインドネシアに属するので、インドネシアの通貨「ルピア」を使用しています。

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2020年1月現在のレートで、1,000ルピアが約7.7円

物価の目安として

ミネラルウォーター       600ml 3,000ルピア(約23円)
コカ・コーラ       390ml 7,000ルピア(約54円)

程度となります。

日本に比べればだいぶ安いですが、バリ島の中でも観光地とローカルエリアで物価が変わってきますので、安く済ませたい場合は地元の方たちが通うようなローカルなお店に行くのもおすすめです。

バリ島で話されている言語

公用語インドネシア語

地元の人同士の会話:バリ語

また、同じインドネシアでも島ごとにそれぞれ言葉が違います。

観光地では基本的に英語が通じ、近年では日本人観光客が多いため日本語が通じる方や日本語対応のサービスも増えてきています。

バリ島フライト情報と空港

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バリ島メインの空港はデンパサール空港(ングラ・ライ国際空港)となります。

バリ島までは香港経由、クアラルンプール経由などありますが、成田、関空共に直行便が運行しているため、おすすめは

ガルーダ・インドネシア航空・直行便

日本時間11:00"成田空港" → 現地時間17:45"デンパサール空港"

 価格:7〜13万円程

日本時間10:30"関西空港" → 現地時間16:50"デンパサール空港"

 価格:7〜12万円程となります。

成田⇔デンパサール間の直行便は他にも「ANAコードシェア便」「JAL」が毎日1便運航していますが、時間帯、価格を考慮するとやはりおすすめはガルーダ・インドネシア航空となります。

バリ島の時差

時差は1時間で、バリ島のほうが日本よりも1時間遅れています。

バリ島の入国ビザ

現在、基本的にはバリ島への入国ビザは不要です。

30日以内の短期滞在の場合は、パスポートと航空券があれば入国可能となります。

ただし、30日以上の長期滞在を希望の場合は、観光ビザであるVOAの取得が必要となっています。

バリ島での移動手段

バリ島の交通手段には、電車はありませんがバス、タクシー、 レンタカー、カーチャーターなどがあります。

その中でも物価が安いのもあり、タクシーがメインの移動手段となります。

タクシーにも種類があり、メータータクシーのブルーバードタクシー、料金交渉制タクシーとに分けられますが、ぼったくりも多いバリ島では面倒な交渉がなく価格も安価なブルーバードタクシーの利用がおすすめです。

また、スマホ等にてWi-Fiが利用できるのなら、東南アジアでの移動に欠かせないタクシー配車アプリ「Grab」もおすすめです。先日バリ島に行った際には基本的にはGrabを利用し、タイミングが合えば流しのブルーバードタクシーを利用して旅行を楽しんでいました。

また、一日観光地を車で周りたい場合はカーチャーターを利用するのもオススメです。

バリ島の主な観光エリア

バリ島の観光エリアは、南部に集結しています。北部は火山地帯や森林地帯などが広がり、未だに人の手が入っていない未開拓領域が多く残されています。

海外旅行の限られた日数で観光地をまわる際は、ある程度どのエリアを観光するのか決めてまわった方が効率的となります。特に南部はエリアが集中しているので、3泊4日~4泊5日あればまわることが可能です。

 [バリの繁華街でローカルの活気溢れるクタ・レギャン]

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空港から車で5分

クタビーチは波が高くサーファーで賑わい、夕方はサンセットポイントとしても有名です。メインの通りとなるレギャン通りは別名クラブ通りとも言われ、夜になるとクラブやバーなどで賑わうエリアとなります。

食事はワルンと呼ばれる大衆食から高級レストランまで幅広くあり、お土産屋さんやショップも沢山建ち並んでいます。

[街歩きを楽しみたい人 / サーフィンをしてみたい人 / ローカルの雰囲気を味わいたい人 / 夜遊びしたい人 / 安いワルンで食事をしたい人]

 [流行の発信地スミニャック]

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空港から車で25分

欧米人によって開発されたスミニャックは多くの豪華なホテル、ヴィラ、スパの他、高級ショップやレストランがあります。昼はアクティブにショッピング、夜はロマンチックな海沿いディナー、そんな素敵なリゾート滞在を叶えます。

[少し贅沢にショッピングやグルメを満喫したい人/お洒落に街歩きをしたい人]

[ライステラスで有名な芸術と芸能の街ウブド]

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空港から車で80分

バリ島の伝統や芸術が色濃く残った、山の自然が美しいエリアです。

伝統舞踊の見学や寺院巡り、トラディショナルマーケット、世界遺産の絶景など、日帰り観光でも一度は訪れたい場所です。

空港やビーチエリアからウブドを訪れる際は、カーチャーターなどを利用して行かれることをオススメします。

[街歩きをしたい人 / 寺院巡りをしたい人 / バリ島の宗教や伝統を感じたい人 / 自然や世界遺産の景色を堪能したい人]

[高級リゾートエリアが広がるヌサドゥア]

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空港から車で35分

中級~高級ホテルが建ち並ぶエリア。

穏やかで透明度の高い海に、美しい白砂の綺麗なビーチがあり、マリンスポーツが盛んです。現在も開発が進んでおり、ヌサドゥアエリアに入るのに検問のようなチェックも行われるため、治安もよく安心してゆったりと過ごせる場所です。

先日は私もリッツ・カールトン バリにて無事、結婚式を挙げてきました。

[大人のリゾートを楽しみたい人 / 綺麗なビーチでのんびり過ごしたい人 / マリンスポーツを楽しみたい人 / ハネムーンや家族連れ]

[海沿いの丘のリゾートと素朴な街並みが共存するジンバラン]

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空港から車で20分

中級~高級ホテルが建ち並ぶエリア。

サンセットが沈む海を眺めながら海岸沿いで行われるシーフードBBQはロマンティックでオススメです。

タムズ・ギャラリーやジェンガラケラミックでの買い物もオススメです。

[ゆったりとホテルで過ごしたい人 / 少し贅沢にショッピングをしたい人 / ハネムーンや家族連れ]

[抜群の海の透明度と絶景アクティビティー レンボンガン島・ペニダ島]

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バリ島サヌールからスピードボートで40~50分

シュノーケリングマングローブツアー等のアクティビティーの島であり、離島らしい透明度の高いエメラルドグリーンの海でのマリンスポーツや、絶景スポットツアーがオススメです。

他にもチュニガン島、ギリ島、ムンジャンガンなども人気です。

[アイランドホッピングをしたい人/アクティブに楽しみたい人/綺麗な海を観たい人]

バリ島グルメ

旅行の醍醐味となるグルメは、ローカルフードにチャレンジするのがオススメです。

インドネシア料理はファンも多く、バリ島に食事を目的に訪れる方も多いので、日本とは違う独特のスパイシーな料理に舌鼓を打っていただければと思います。

[バビグリン]

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バビグリンとはお祭りのときには必ずと言っていいほど用意される、豚の丸焼きの名物料理です。

豚の肉を野菜などとあえたり、パリパリになった皮をそのまま食べたり、レバーを素揚げにしたりなど豚を余すところなく使用しいただく少し辛めのローカルフードです。

イブオカというお店が有名で現地の人にも人気のお店です。

[ナシチャンプル]

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インドネシアでおなじみのナシチャンプルは、バリ島でも人気のグルメで、現地語でナシは「ご飯」、チャンプルは「揚げる」ことを指します。

甘辛く煮た豚肉や数種類のお惣菜がご飯の上にたっぷりと盛られているので、豪快に混ぜて食べてください。

ワルン(食堂)でもお馴染みの料理となります。

[ミーゴレン]

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こちらもインドネシアワルンでは定番の甘辛い焼きそばミーゴレンですが、現地語でミーは「麺」、チャンプルは「揚げる」ことを指します。

お店によって使う麺や具の種類が違うので食べ比べてみるのもオススメです。

また、インスタントのミーゴレンがお土産の定番でもあるので気に入ったらスーパーやコンビニで購入されるのもオススメです。

[ガドガド]

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「寄せ集め、ごちゃ混ぜ」と言った意味のガドガドは、温野菜に「ブンブー・ガドガド」と呼ばれる甘辛いピーナッツ・ソースをかけたインドネシア料理で、特に女性に人気の料理です。

[イカンバカール]

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現地語でイカンとは「魚」、バカールは「焼くこと」です。

新鮮な魚介類をそのまま焼いて食べる豪快な料理は、海を臨むBBQがオススメです。

お洒落なビーチでサンセットを眺めながらイカンバカールを味わえば、最高の思い出になると思います。

バリ島の主なツアーアクティビティー

バリではでのアクティビティーはもちろん、山や川離島へもさまざまなツアーアクティビティーがあります。簡単にツアーを組めたりもしますので好きなアクティビティーに積極的に参加するのも旅の楽しみとなります。

[主なツアーアクティビティーとオススメエリア]

バリ島のお土産

お土産といえばやはり、現地でしか買えないもの、現地らしいもの、もしくは日本で買うよりかなりお得なものが人気です。

バリ島といえばコスメ、雑貨、食料品と様々なお土産を大量買いされる方が多いですが

個人的なおすすめで言えばダントツでこちら

[ジェンガラケラミック]

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フォーシーズンリゾートやアヤナリゾートなど5つ星クラスの高級ホテルで使用されており、バリ島を代表し、世界中に多くのファンをもつ有名テーブルウェアブランドです。南国らしいフランジパニ(プルメリア)がモチーフの食器が代表的です。

ジンバランにある本店以外にも、バリ島各地に直営ショップとクタにアウトレット店があり、購入した商品はしっかりと包装してくれるのでお土産や贈り物にも最適です。

[ellips(エリップス)トリートメント「ヘアビタミン」]

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こちらはバリ定番のプチプラコスメのお土産でまとめ買いをされる女性がとても多いです。

最近では100円ショップのキャンドゥでも取り扱いがあることが多いので日本でも購入可能となりましが、目的別、香り別で種類がとても多いので気に入るものがあるかチェックしてみるのもオススメです。 

[アタバッグ]

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インドネシアに自生するシダ科の植物「アタ」のツルを使ったバリの名産品の雑貨、バッグです。可愛らしい見た目と丁寧にしっかりと作られているので自分用にもお土産用にも購入していく人が多いです。

販売しているお店は多いですが、アタバッグスミニャックウブドにあるASHITABA(アシタバ)というお店が人気が高いです。

他には

[Mustika Ratu(ムスティカラトゥ)」ローズウォーター]

[チトラのナチュラルホワイトUVローション]

[KOU石鹸 ホワイトソープ]

[2015年日本での製造販売が終了したタイガーバーム]

[一家に1つはあるという万能薬ボカシオイル]

[ビンタンビールやバリハイビール]

[コピ・ルアクと呼ばれるジャコウネココーヒー] 

などなど数えきれないほどたくさんありますのでバリ島でのショッピングも楽しんでいただければと思います。

バリ島でのショッピングスポット

[スーパーマーケット]

お得なだけではなく、その土地の物価や食文化が感じられるスーパーマーケットは、必ず訪れたい場所です。

観光客向けのお土産もたくさん取り扱っており、プチプラコスメやバラマキ用のお土産を見つけるには最適の場所となりますが、お土産だけではなく、南国にしかない果物や食材を見つけて食すのも旅の楽しみの一つです。

カルフールハイパーマートビンタンスーパー、ココ・スーパーマーケット、セレー グルメ スーパーマーケットなどなどクオリティーや価格帯の異なるスーパーがたくさんありますので気になるスーパーでお土産やフルーツを買って現地の暮らしを身近に感じていただければと思います。

[免税店]

T ギャラリア バリ by DF

コスメや流行のブランドアイテムを販売する免税品エリアでは、やはり関税が免除される分、日本より安く購入できることが多いのでリッチなお土産などにはオススメです。

また、隣接するモル・バリ・ガレリアという大型モールには、ハイパーマートやファッション雑貨の店舗、さらには飲食店も充実しており一日中楽しめる人気スポットとなり、地元の人も多く訪れます。

コンセント

バリ島では日本のコンセントをそのまま使用することは出来ませんf:id:nanamisanblog:20191205175106j:plain

タイプは写真のような棒状2本の『Cタイプ』なので100円ショップの「DAISO(ダイソー)」で購入できますが、耐久性に不満の声もありますので心配な方は家電量販店かネット通販で信頼のおけるものを購入してください。

また、バリ島の現地スーパーやコンビニでも購入可能で、価格も安価であるため日本で準備できない方は旅行中に買っても良いかもしれません。

電圧ですが、バリ島は200Vに対し、日本は100Vとなります。

使用したい電化製品の対応電圧に気を付けて使用してください。

持ち物

極端にいうとパスポート、スマホ、お金さえあればなんとでもなると思います。

その他は忘れても現地で安く買えることが多いので、できるだけ荷物を減らして身軽に動いて楽しんでください。 

気をつける事

バリ人は素朴で優しい人が多いですが、反面ボッタくりや女性をだます悪い人もいるので全てが安心というわけではありません。

あくまでも海外にいるという自覚を持って旅行を楽しんでいただければと思います。

また、怪我や病気に備え海外保険現地の病院への行き方や連絡先を調べ備えてください。

バリ島の基本情報まとめ

[神々の棲む島 バリ島]

人気の観光地として栄えたバリ島にはビーチリゾートや世界遺産だけではなく、バリ島の人々が信仰するバリ・ヒンドゥー教の精神と独自の文化が織りなす世界観が世界中の旅行者から愛されているのだと思います。

是非、現地に行ってバリ島の世界に触れていただければと思います。