【2019年最新版】バリ島(インドネシア )でのドローン規制
海、山、川、雄大な自然の ”美しい景色”
バリ・ヒンドゥー教の ”伝統文化”
観光地化が進む中にも残されている ”のどかな街並み”
そんな魅力的なバリ島で、ドローンを飛ばして撮影がしたい!
ということで、バリ島があるインドネシアのドローンに関する法律を調べましたので、まとめたいと思います。
※記事は執筆時点での内容です。実際に海外でフライトさせる場合は、ご自身で現地確認されることをおすすめいたします。
インドネシアのドローン規制
インドネシアでは、日本の航空局にあたるthe Director General of Air Transportation(DGTA)という機関において許可をとらなければドローンを飛ばすことができないエリアがあります。
インドネシアにおける趣味で使用する際の飛行規制・飛行禁止エリア
- あらゆる飛行活動の禁止区域(Prohibited Areas)
- 民間の地域でも、政府の飛行空域として定められている区域(Restricted Areas)
- 空港の立ち入り禁止空域(滑走路から15km以内の範囲)
- 航空情報や警報が出ている航空規制地域
- 地上150m以上の非航空規制区域
- カメラ付きドローンの場合、1の飛行活動の禁止区域と、2の政府の飛行空域として定められている区域から500m以内
趣味でドローンを飛ばす際は前述の規制・禁止エリアから離れればDGTAの許可は必要がありません。
趣味でドローンを飛ばす場合に気をつけること
- オペレーターは、ドローンの制御が失われた場合、他の航空機、人、物件に危害が及ばないようにしなければならない
- ドローンを飛ばしたことが原因で発生した損害は全てオペレーターの責任になる
- 機体重量は7kg以下でなければならない。
- 日の出から日の入りまでの時間のみ飛行可能。
- 目視内飛行に限定される。
- 飛行中の機体の位置(高度、緯度、経度を)常に把握すること。
- 他の人や建物に危害を加えないようにする。
- 他の航空機が接近した場合は、その航空機に進路を譲ること。この場合航空機の上又は下を飛行しない。
- 飛行時の視界が半径4.8km以上あること
- 雲から少なくとも150m以下を飛行するようにし、水平方向に600m離れて飛行させること。
- 滑走路の付近では移行させないこと(15km以上離れていること)。
- アルコールや薬物を摂取した状態で飛行させないこと。
- ドローンの操作に関係のない人の頭上を飛行させないこと。
- 87kts(約160km/h)を超える速さで飛行させないこと。
以上のことを守っていればドローンを飛ばすことが可能となりますので、比較的日本よりもハードルが低いように感じられます。
飛行機内へのドローン持ち込み
ガルーダ・インドネシア航空の情報ですが、下記のように掲載されていました。
リポバッテリーの注意点
"全てのリチウム電池(Section I、Section IB、Section II)の受託はできません。"
しかし、機体やバッテリーの機内持ち込みに関しては記載がありませんでした。
世界でのドローンのルールで定められている通りの機内持ち込み制限に従う形になるかと思います。ただ、持ち込める数は各航空会社によって異なるので事前にご自身で問い合わせて調べておくことが必要となります。
東京支店
03-3240-6161
営業時間:平日9:00~17:00
大阪支店
電話:06-6635-3196
営業時間:平日9:00~17:00
バリ島へのドローン持ち込み
入国の際、荷物の持ち込みができないと飛ばすことも叶わないので、インドネシア観光局に問い合わせをすると「趣味であれば個人の荷物として持ち込みは可能」とのことでした。
ただし、領事館、大使館からの回答がはっきりとしたものではないため、確実とは言い切れないとのことでした。旅行でドローンを持っていく前には、念のため領事館か大使館へ確認をすることをおすすめします。
インドネシア共和国総領事館
電話:06-6449-9898
住所:530-0005 大阪府大阪市北区中之島6-2-40中之島インテスビル22階
インドネシア共和国大使館
住所:東京都品川区東五反田5-2-9
電話:03-3441-4201
インドネシア共和国総領事館情報部
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-4-21
電話:06-6252-9826、06-6252-9827
規制が厳しくなっている国やエリアが増えていますが、インドネシアは比較的ドローンを飛ばしやすい国だと思いますので、ルールを守ってトラブルのないようにドローンライフを楽しんでいただければと思います。